多可三山とは

SAN - ZAN

多可三山とは多可の自然を存分に楽しむことができるおすすめの登山スポットです。各山は独自の魅力を持ち、訪れる人々に四季折々の美しい風景と自然の中での冒険を提供しています。多可の山々で、地域の豊かな自然環境を堪能してみてください。

Mt.

KASAGATA

939.4m
別名「播磨富士」
笠形山

別名「播磨富士」と呼ばれる美しい山で、山頂は神河町との境にあり、山腹南部は市川町になります。多可町側からは、木々の間を縫うように流れ落ちる5つの滝を望みながら美しい渓谷沿いを登ることができます。

Mt.

SENGAMINE

1005.2m
北播磨最高峰からの展望
千ヶ峰

県立自然公園の重要な一角を為し、北播磨最高峰の山である千ヶ峰。晴れた日には明石海峡大橋まで見渡すことができます。近年では雪の千ヶ峰でスノーシューを楽しむハイカーも多く見られます。

Mt.

MYOKEN

692.6mm
頂上から望む里山の風景
妙見山

植生豊かで四季折々の花木が見られ、風景を楽しみながら登ることができます。頂上からは翠明湖、田園と集落、里山など故郷の原風景を眺める事ができます。

山の楽しみ

ENJOY MOUNTAIN

コーヒー
山頂で湧き水を使った贅沢珈琲

麓の自家焙煎の喫茶で買った新鮮なコーヒー豆を道中で汲んだ湧き水で抽出する贅沢珈琲。少し装備は重くなっちゃうけど、その価値は十分にある至福のひとときを目指していざ登頂!

カメラ
山の感動をカメラに収めて

山登りの行き帰りには、たくさんの自然現象に出会うはず。小さな花を見つけたり、自然の雄大さに触れたりと、山には心揺さぶる出来事がたくさん待っています。
登ってから降りてくるまでの感動シーンをカメラに収めて友達と共有してみるのも楽しみのひとつです。

スノーシュー
白銀の世界を歩く

千ヶ峰では最近、特に人気のあるスノーシューハイクが楽しめます。雪に覆われた山道を歩くのは、まるで別世界に迷い込んだよう。冬の山での新たな楽しみもぜひおすすめしたいところです。
※スノーシューハイクは必ず経験者と同行するかツアーに参加することから始めましょう。

山登りの基本装備

EQUIPMENT

ザック
ザック

本サイトで紹介するコースであればだいたい20~40Lのサイズで賄える。体にあったザックを選ぼう。

ザック
ザックカバー

急な降雨時にザックカバーがないと、中の荷物まで濡れてしまう。荷物を小分けできる防水スタッフバックもおすすめ。

ザック
レインウェア

山の天気は変わりやすく、高地で雨に打たれることもある。晴れ予報でも必ず携行しよう。防風アウターとしても◎。

ザック
薄手のダウン

冬場休憩時の防寒着として一着ザックに忍ばせておくと役に立つ。小さなスタッフバッグに収納できるものがおすすめ。

ザック
フリース

気温差が激しい春や秋にミッドレイヤーとして一着あると便利。

ザック
Tシャツ

日焼けのことも考えてできれば長袖を。コットン生地は避け夏は吸汗、速乾性の良いものを。冬はウール地がおすすめ。

ザック
ロングパンツ

動きやすいもの、ショートパンツと2ウェイになるものも便利。

ザック
帽子

ビーニーやハットなど季節によって使い分けると過ごしやすい。ハットは撥水生地のものが便利。

ザック
靴下

ウールの厚手の靴下を用意しよう。

ザック
シューズ

店員さんとよく相談して自分の足、登山スタイルにあったトレッキングシューズを探そう。

ザック
ウォーターボトル

口広なものは洗いやすいのでおすすめ。またザックに取り付けられるハイドレーションも便利。

ザック
トレッキングポール

歩行時の膝への負担を分散してくれます。地形を見て臨機応変に使おう。

ザック
ヘッドライト

トラブルで下山が遅くなることもあります。換えの電池とともに必ず携行しよう。

ザック
地形図とコンパス

現在地確認と進行方向を知る上で欠かせない装備の一つ。正しく使用するために読図の勉強もしておこう。

ザック
ファストエイドキット

ちょっとした怪我の応急処置に、パーティのうち一人は持っておこう。

ザック
レスキューシート

大幅な気温低下時の体温保持のために、必ず携行するようにしよう。

ザック
モバイルバッテリー

現代の登山に携帯電話は不可欠。もしものときのバッテリー切れを未然に防ぐ必須アイテム。

ザック
ツェルト

急な天候悪化の際の避難所として。また、休憩時の防寒対策に。

ハイキングのQ&A

Q&A

道に迷ったら

道迷いは遭難原因のトップ。「道を間違えたかな」と感じたら、無理せずに進まず立ち止まろう。そして来た道を戻るのがセオリーだ。地形図とコンパスを使って正確に戻ろう。そしてなにより大切なことは落ち着いて行動すること。行動食を取って一息入れることも大事だよ。

山のマナーは?

トイレは事前にチェックしておき出発前に済ませよう。登山道で他の登山者とすれ違った場合は先に見つけた側がひと声かけるのがスマートだ。小さなスペースや道の山側に見を寄せて相手が通過するのを待とう。ゴミを見つけたら拾って帰るように心がけたい。「来たときよりも美しく」が基本姿勢だ。

クマが出た!ハチが出た!

山に入るときは熊鈴や鳴り物を身に着けクマが近づきにくいようにしておくことが大切だ。もし、クマと鉢合わせた場合は、声を出したり、走ったりせず、ゆっくりと目をそらさないようにその場を離れよう。香水の匂いや黒い服装にハチはよってくると言われている。山登りにはこれらは避けよう。ハチに関する注意が書かれた場所には近づかない。アブ、ブヨ、蛇なども要注意だ。噛まれたときのために「ポイズンリムーバー」を持っていると役に立つ。

山登り中に天気が悪くなったら

天気予報は必ずチェックすること。風が吹くだけで体感温度はグッと下がるもの。そんなときは防風性のあるレインウエアが役に立つ。黒い霧が見えたら早めにレインウエアに着替えること。もし雷がなり始めたら建物の影や樹林を探そう。木の枝からは4m以上離れ身を低くして音が遠くなるまで動かないこと。早めの下山も選択肢の一つだ。

怪我をしたり体調が悪くなった

ファストエイドキットは必ず携行しよう。軽い捻挫であれば応急処置をしてゆっくり下山しよう。体調不良の時も無理せず下山すること。重傷であれば救助を要請しよう。ただし救助費用がかかることは覚悟しよう。大切なことは命を守ることだ。最初はベテラン登山者と一緒に登るように心がけよう。

山登りのコツは?

軽く行きを弾ませて会話ができるくらいのスピードで登るのが基本。登山は凸凹のある不整地を長時間、荷物を背負って歩くので、段差が小さくなるよう小股で歩くのが望ましい。トレッキングボールは足腰への負担を軽減し楽に歩くことができる優れものだ。